バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲
文化祭やライブハウスでの初ライブ……はじめはみんなオリジナル曲ではなく、コピーバンドとして出演するのではないでしょうか?
そんなとき、どの曲を演奏するかとても悩むと思いますが、とくに楽器初心者のメンバーばかりのバンドであれば、簡単な曲の中から選びたいですよね。
人気バンドの曲をカバーして盛り上げたい!!と思う反面、この曲は難しそうだな……と尻込みしてしまうこともしばしば。
そこで、この記事では、バンド初心者の方も練習すればできるようになるような入門曲をたっぷりと紹介しますね!
もちろん原曲をしっかり聴いて再現するのも大切ですが、思い切って簡単に演奏できるようにアレンジするのもライブを盛り上げるコツですよ!
では、さっそくどんな曲がオススメなのかみていきましょう!
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バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲
ブルー・シー・ブルーAtomic Skipper
インディーズ時代から精力的なライブ活動をおこない、そのストーリー性とメッセージ性を両立させた世界観のリリックがファンを魅了する4人組ロックバンド、Atomic Skipper。
3作目の配信限定シングル曲『ブルー・シー・ブルー』は、ギターサウンドをフィーチャーしたストレートなロックアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。
どのパートも難しいテクニックは使用していませんが、疾走感のあるビートのため一音一音をしっかり鳴らせるよう注意しましょう。
爽快な楽曲のためライブにもおすすめのロックチューンです。
(星野貴史)
夏祭りJITTERIN’JINN
1986年に結成された男女混成4人組ロックバンド、JITTERIN’JINNの4枚目のシングル曲。
2000年にガールズバンドWhiteberryがカバーしたことでも有名な楽曲で、Whiteberry以外にも多くのアーティストがカバーしているナンバーです。
ギターは速いストロークやキメが多いため、右手で音を出すところとミュートするところを意識するとうまく演奏できます。
ベースは楽曲の流れを作っているフレーズが多いため、速い運指こそありませんがノリを止めないように注意しましょう。
ドラムはリムショットを使ったお囃子のようなパターンが多用されているため、楽曲の雰囲気にあったプレイを心がけると原曲に近い雰囲気が出せます。
さまざまな世代で耳にしたことがある楽曲ですので、ライブでも盛り上がるナンバーです。
(星野貴史)
明日もMUSH&Co.
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』に登場するバンドで、ボーカルを務めているのは大原櫻子。
軽快なロックチューンで、爽やかさが魅力の1曲。
歌いやすく演奏しやすいテンポがいいですよね。
ギターによるキレのいいブリッジミュートとドラムのシンプルな8ビートをベースに曲が進行していくので、基礎を習得できる1曲です。
リードギターのイントロや感想部分のリフはしっかり形になるように練習が必要です。
(羽根佳祐)
情熱の薔薇THE BLUE HEARTS
1980年代後半から1990年代前半にかけて全国の中高生を熱狂させたパンクロックバンドTHE BLUE HEARTSの通算9作目のシングル曲。
青春時代の不安定な自意識を導いてくれるような歌詞やポップなメロディーが心に響きますよね。
テンポが速いため初心者バンドマンには難しく感じるかもしれませんが、リズム隊は基本的な8ビートのロックナンバーのためゆっくりのテンポから練習すれば演奏できるようになります。
ギターもコードをかき鳴らしている部分が多く、間奏も難しいフレーズがないためテンションのままに弾いてしまっても形になりますよ。
何年たっても色あせない有名曲ですので、ライブでも盛り上がるナンバーです。
(星野貴史)
ドーナツホールハチ
令和を代表するアーティストの1人となったシンガーソングライター米津玄師さんがボカロPハチ名義で発表した楽曲。
かなり速いテンポの楽曲ですが、フレーズ自体は特別難しいテクニックを必要としないため挑戦しやすいナンバーです。
ギターは全体的に使用しているコードがシンプルですが、ところどころにadd9やディミニッシュなどのコードが効果的に使われているため注意して練習しましょう。
ベースとドラムはフレーズ自体はシンプルですが、テンポが速いためリズムが揺れないようキープすることを心がけましょう。
曲全体を通してシンコペーションやキメが多く、そのために疾走感や緊張感を持った雰囲気となっているため、テクニック以外にもリズム面を意識すると原曲に近い雰囲気で演奏できます。
(星野貴史)
あつまれ!パーティーピーポーヤバイTシャツ屋さん
ヤバTの愛称で知られるスリーピースロックバンド、ヤバイTシャツ屋さんの楽曲。
一度聴いたら忘れられないキャッチーなパーティーソングで、バラエティー番組などで使用されることも多いことから聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ギターは曲全体を通してパワーコードによるストローク、ベースもドラムもシンプルなプレイで通しているためテクニック面では難しくありませんが、原曲のようにテンション高く演奏しないと雰囲気が作れないため、挑戦する初心者バンドマンはライブでの動きも含めて空気感を意識するのも原曲に近づけるコツです。
(星野貴史)