かっこいいドラムボーカルバンドまとめ。叩きながら歌うボーカリスト
ドラムボーカル……あまり聴き慣れない言葉かもしれませんが、少し考えただけでも難しいことが用意に想像できますよね。
海外であれば、カーペンターズやビートルズなど、ドラマーがボーカルを務めるバンドも有名ですが、国内ではどうでしょうか?
きっとあなたも数組は思いつくかもしれませんが、この記事ではもう少し踏み込んで紹介していきますね!
ドラマーがメインボーカルを務めるバンドたちを紹介していきます。
すごいテクニックのミュージシャンたちをご覧ください!
かっこいいドラムボーカルバンドまとめ。叩きながら歌うボーカリスト
Mr.David8otto
マエノソノマサキさんがドラムボーカルを務める8otto。
ゆらゆらと体を揺らしたくなるような曲もあれば、ダンサブルなベースフレーズにグルーヴィーなドラムのビートが印象的な曲があったりと、アングラ感とキャッチーさのバランスが見事です。
マエノソノさんの歌声はどこか憂いを帯びたような気だるい印象で、それが妙に心地よいですね。
(羽根佳祐)
メリー・ジェーンつのだ☆ひろ
ドラムボーカルといえばつのだ☆ひろさんを忘れてはいけませんね。
1960年代にプロのドラマーとして有名アーティストと共演しています。
1971年にリリースされた『メリー・ジェーン』は、当時は珍しかったドラマー兼ボーカリストという立ち位置でソウルフルな歌声がリスナーから絶賛されてロングヒットしました。
さらに、さまざまなアーティストへの楽曲提供をおこない、たくさんのヒット曲を世に送り出しています。
現在はドラムスクールを開催して自らのテクニックを伝えているようです!
恋のスペルママキシマム ザ ホルモン
オーディエンスを巻き込むパワフルなパフォーマンスと予測不能なアレンジの楽曲でファンを熱狂させている4人組ロックバンド。
唯一の女性メンバーにしてドラムボーカルを務めるナヲさんのドラムプレイは、音楽において性別など関係ないと思わせるほどの存在感と破壊力を持っていますよね。
また、楽曲によってキュートさやクールさを使い分けたボーカルスタイルは、まさにバンドの音楽性との高い親和性を持っています。
攻撃的なミクスチャーサウンドに独自の個性を添えている、新時代のドラムボーカルを有するロックバンドです。
(星野貴史)
ラヴコリーダシシド・カフカ
高身長をいかしてモデルや女優として活動しながら、バリバリのプロドラマーでもあるシシド・カフカさん。
14歳の頃に両親からプレゼントされてドラムを始め、20代はボーカリストとしても活動していたところ「ドラムをたたきながら歌う」という才能に目覚めて、その演奏スタイルが業界の目にとまってデビューしました!
細い体からは想像できないパワフルなドラミングに目を奪われますね。
手足が長いので、座っていても目立ちますし女性ドラマーとしてはとても価値のあるアーティストですね。
IMPERIAL BLUEモーモールルギャバン
ギターレスの3ピースバンドであるモーモールルギャバン。
彼らのボーカルを務めているのがドラマーのゲイリー・ビッチェさん。
激しく複雑なフレーズを叩きながらも、しっかりとボーカルを務め上げる姿には、ドラマーなら感銘を受けるはず!
型にとらわれない活動スタイルから生み出される楽曲は必聴、ぜひライブ会場で体感したいバンドですね!
(羽根佳祐)
以心伝心Yellow Magic Orchestra
YMOの略称で親しまれているYELLOW MAGIC ORCHESTRAは、1978年の結成以来日本の音楽シーンに計り知れないほどの影響を与えたバンドです。
彼らは楽曲によってメインボーカルが変わるスタイルを取っています。
その中でドラムの高橋幸宏さんがメインボーカルを取ることも少なくなく、日本一有名なドラムボーカルを擁するバンドの一つと言えるでしょう。
正確にビートを刻みながらアンニュイな雰囲気で紡ぐボーカルワークに、魅了されたリスナーは多いのではないでしょうか?
(羽根佳祐)